Mabinology

diary

言語はその設計上から、出力側が伝えたい物事の多くを四捨五入し、入力側の人生経験によって任意に再構築される。ある者のAは別のある者のαである。ひどいとβである。再構築手順の共通化は時間をかけてコミュニケーションを通じて行うしかない。まなざしが欠如し一言一言が極端な意味を持ってしまう文字会話に至ってはこの欠陥は致命的なものになり、意思疎通の困難さが露呈しやしないか。バベルの塔は砕かれたのだ。

言葉をもたぬくもにはそのような諦観は無縁であり気楽でよい。糸を吐き任意に巻かれておればよいものを、意図を以ってする人間様は不便である。行間やら空気やらなどと呼ばれる仮想のものを読み、能動的に仲良しごっこに興じられるという、俗に言う高度な精神性の維持コストたるや、無職のくもには支払いきれぬ高値の花よ。なぜか変換できる。なんか色々違う。

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